安倍政権が日本史上最悪の売国政権だと
知っている人のためのwebマガジン
小林よしのりライジングVol.293
配信です!!
今週号のタイトルは
「移民政策の行く末」
トップは「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
「移民政策の行く末、ドイツの『ガストアルバイター』に学べ」
「外国人労働者」の受け入れを拡大する入管法改正案は、今日中に衆院を通過する見込みとなっている。
これは決して「移民」ではない、人手不足が解消したら、国に帰ってもらう「労働者」だ
…そんな説明を、本気で信じている人はいるのだろうか!?
このまま行ったらどういうことが起こるのか、その重要な参考となる事例がドイツにある。
ドイツは1950年代、戦後復興のために大量の外国人労働者を受け入れた。
これは決して「移民」ではなく、労働契約満了時には国に帰る「労働者」ということになっていた。
それから60年経った現在、ドイツでは何が起きているのか?
そしてこれは、このまま行くと日本の60年後でもある!
ゴーマニズム宣言は
「北方領土交渉の敗北」
日露首脳交渉では、安倍はプーチンと「仲良し演出」をするだけで、実態はひたすらプーチンに負け、譲歩し続けている!
今月14日に行われた日露首脳会談でも、安倍は戦後の日ソ・日露交渉史上、最大最悪の譲歩をしてしまった!
このままでは、北方領土を日本が自ら放棄することになってしまう。
国後・択捉は永久に帰って来ず、北方領土の面積の7%しかない歯舞・色丹の二島だけの返還となり、しかもその返還も名ばかりで、主権はロシアに残したままとなりかねない!
事実上の移民受け入れ、北方領土の放棄、これだけ国を売りまくっても一切異を唱えない安倍政権支持者って、一体何を考えてるんだ!?
【今週のお知らせ】
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
…1950年代、ドイツが戦後復興のために受け入れた大勢の外国人労働者=ガストアルバイター。彼らは当初、「労働契約満了後には母国に帰る人々」と認識されており、あくまでも短期の出稼ぎ労働者とみなされていた。就労期限が過ぎたら帰国する外国人労働者たち…「入管法改正案」の議論における現日本政府の説明と同じである。果たして「ガストアルバイター」の結末とは?
※「ゴーマニズム宣言」…今月14日にシンガポールで安倍とプーチンが日露首脳会談を行い、平和条約交渉を加速させることで合意した。しかし安倍は「東京宣言」ではなく「56年宣言」を基本とすることでプーチンと合意してしまったのだ。これは、北方領土交渉の重大な、そして最悪の方針転換を意味する。日本政府、いや国民は、本当にこのまま北方領土を諦めてしまって良いのか!?
【今週の目次】
1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第106回
「移民政策の行く末、ドイツの『ガストアルバイター』に学べ」
2. ゴーマニズム宣言・第302回
「北方領土交渉の敗北」
3. しゃべらせてクリ!・第250回
「カメ乗り世界一の妙技を見てクリクリ~!の巻〈前編〉」
4. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
5. 編集後記